@article{oai:konan-wu.repo.nii.ac.jp:00000102, author = {服部, 容子 and 前川, 幸子}, issue = {4}, journal = {甲南女子大学研究紀要. 看護学・リハビリテーション学編, Studies in nursing and rehabilitation}, month = {Mar}, note = {看護師は、病状増悪により入退院を繰り返す慢性心不全患者の健康管理能力を高めるために、患者個々の健康管理方法や病状増悪の傾向を把握する必要がある。そこで本研究は、入退院を繰り返す慢性心不全患者A氏の、病状増悪という体験とその受けとめに着目し、その経験の成り立ちを構造化することを目的とした。半構成的面接法によりデータ収集を行い、Giorgiの手法を参考にした質的記述的研究を行った。その結果、18の中心的意味、および【常につきまとうしんどさ】、【さからいようのない心不全の増悪】、【経験から編み出した対応策】という3つの共通的意味が抽出された。A氏は、様々なしんどさを感じる中で、『身体の水分排泄法』や『活動の調整法』を編み出しながら様々な感情を抱いていた。そして、A氏の入退院を繰り返す心不全の増悪の経験は、自分から切り離すことのできないしんどさという身体感覚に折り合いをつけ、心不全増悪への対応策と新たな自己価値を自分の生活に編み込んでいくプロセスであった。}, pages = {79--85}, title = {入退院を繰り返す慢性心不全患者の病状憎悪の体験とその意味 : 心不全憎悪への対応策と新たな自己価値をA氏自らの生活へと編み込むプロセス}, year = {2010} }