@article{oai:konan-wu.repo.nii.ac.jp:00000103, author = {前川, 幸子 and 原田, 千鶴 and 小幡, 光子 and 江崎, フサ子}, issue = {4}, journal = {甲南女子大学研究紀要. 看護学・リハビリテーション学編, Studies in nursing and rehabilitation}, month = {Mar}, note = {本研究は、看護学教育において特徴的といわれる看護学実習の場における「教え-学ぶ」という事態の成り立ちを明らかにすることを目的に記述的研究を行った。研究方法は、看護学実習で場を同じくした看護系大学教員Aと学生Mの実習場面への参与観察、および実習終了後のインタビューである。それらを通して、記述・解釈をしながら質的に分析を行った。その結果、看護学実習という場における「教え-学ぶ」とは、1)学生と教員の相互を受け止めることを前提とした能動的行為として連続しており、その都度の関係状況に依存した成り立ちであること、2)「教え-学ぶ」とは相互に働きかけながらも自己に戻るという再帰性があり、その過程において「教え」と「学ぶ」の二つの世界の接離に自らを見出すことにおいて同時的であること、3)教員が抱く看護実践の予測の連続性を学生の存在によって絶たれることで「今、ここ」における看護の「教え-学ぶ」の連関が始まること、が明らかになった。}, pages = {87--95}, title = {看護学実習における「教え-学ぶ」の成り立ちに関する記述的研究 : 看護教員と看護学生の語りを中心に}, year = {2010} }