@article{oai:konan-wu.repo.nii.ac.jp:00000104, author = {八木, 範彦 and 間瀬, 教史}, issue = {4}, journal = {甲南女子大学研究紀要. 看護学・リハビリテーション学編, Studies in nursing and rehabilitation}, month = {Mar}, note = {目的:発症早期RA患者のRAQoLと血液学的所見および炎症活動度、身体運動機能との関係を検討し、RAQoLが表示する発症早期RA患者のQOLを考察するため。方法:19名のRA患者の一般的情報、血液検査、RAQoL、疼痛、握力および大腿四頭筋筋力、心肺運動機能、日常生活活動量(歩数)を測定し、RAQoL得点との関係を検討した。結果:RA患者の特性は、平均年齢57.0歳(SD6.7歳)、平均罹病期間29.4ヵ月(SD23.3ヵ月)、平均RAQoL得点4.7点(SD3.5点)、VAS14.4mm(SD15.2mm)であった。RAQoL得点は、項目別では「項目14:長距離を歩くことが困難である」「項目23:体調がいつも気にかかる」が各々8名で最も多かった。また、Tijhuisらによる領域別では、Mobility/energy領域(9項目)において1項目以上回答したものが12名で合計38点、次いでMood/emotion(6項目)が8名で合計15点と多かった。RAQoL得点はVASおよびヘモグロビンと相関(各々、r=0.05、r=-0.62)がみられた。また、領域別ではMobility/energy領域においてヘモグロビンと負(r=-0.58)の、CRPと正(r=0.64)の相関がみられた。結論:RAQoLからみた発症早期RA患者のQOLでは、筋力、全身持久力、歩数などの身体運動能力を反映する項目は影響せず、RAの主要症状の一つである疼痛、合併症としてみられるヘモグロビンの低下と関連性がみられた。}, pages = {97--103}, title = {関節リウマチ患者のQOLと身体症状および運動機能との関係について : RAQoL評価表を用いた検討}, year = {2010} }