@article{oai:konan-wu.repo.nii.ac.jp:00001097, author = {伊藤, 浩充 and 沖田, 祐介 and 鈴木, 郁}, issue = {6}, journal = {甲南女子大学研究紀要. 看護学・リハビリテーション学編, Studies in nursing and rehabilitation}, month = {Mar}, note = {40019232719, 本研究では、片脚着地時の下肢筋活動量を足部アーチ高率、下肢アライメントや筋力などからの推定可能性を検証した。健常男子大学生12名を対象に、足部アーチ高率や下肢アライメントなど6項目、片脚着地時の膝関節外反角度変位量と膝関節内旋角度変位量、下肢の6つの筋、長腓骨筋(PL)・前脛骨筋(TA)・腓腹筋外側頭(GL)・腓腹筋内側頭(GM)・半腱様筋(ST)・大腿二頭筋(BF)の筋活動量を計測した。足部アーチ高率の低い者6名をL群、高い者6名をH群とし、それぞれの群において重回帰分析を用いて分析した。着地動作をneutralで行った場合、L群では、PLの筋活動量の推定に必要な3項目、BFの筋活動量の推定に必要な3項目が抽出され、それぞれR2=98%(p<0.01)、R2=97%(p<0.05)であった。同様に、H群でもPLの筋活動量の推定に必要な項目2項目、GLの筋活動量の推定に必要な項目1項目、STの筋活動量の推定に必要な項目1項目、BFの筋活動量の推定に必要な項目4項目が抽出され、それぞれR2=83%(p<0.05)、R2=86%(p<0.05)、R2=87%(p<0.05)、R2=99%(p<0.05)であった。しかし、GMの筋活動量を推定するのは困難であった。着地動作をtoe-outで行った場合、L群では、TA・GL・GM・ST・BFの筋活動量の推定に必要な項目は抽出されなかったが、PLの筋活動量の推定には1項目抽出され、R2=60%(p<0.05)であった。同様に、H群では、GL・GM・ST・BFの筋活動量の推定に必要な項目は抽出されなかったが、PLの筋活動量の推定に2項目、TAの筋活動量の推定に3項目抽出され、それぞれR2=86%(p<0.05)、R2=94%(p<0.05)であった。片脚着地時の下肢の筋活動量の推定は、アーチ高率が異なると必要な説明因子も異なるが、下肢アライメントや筋力などから推定可能であることが明らかとなった。また、下肢のアライメントなどを用いて片脚着地動作などの筋活動量や関節運動変化量を精度高く推定するには対象者の習慣化された動作課題に限られると考えられた。}, pages = {9--16}, title = {足部アーチ高率と下肢アライメントから片脚着地時の下肢筋活動量の推定}, year = {2012} }