@article{oai:konan-wu.repo.nii.ac.jp:00000130, author = {上村, 聡子 and 山内, 恵美 and 佐瀬, 美恵子 and 兼田, 美代 and 藤永, 新子 and 中野, 美加}, issue = {5}, journal = {甲南女子大学研究紀要. 看護学・リハビリテーション学編, Studies in nursing and rehabilitation}, month = {Mar}, note = {40018767782, 本研究は、特別養護老人ホーム(以後特養とする)で行われている「食の援助」の傾向を明らかにし、看護職の役割を検討することを目的としている。当該特養では、入居者への適切なケア提供のために、ケースカンファレンスに多職種が参加している。ケースカンファレンスには特養で行われているケアや課題が集約されている可能性が高く、本研究ではケースカンファレンス記録の分析に着手した。研究方法は、まず初めに平成16(2004)年度に施設で看取りを行った事例のケアカンファレンス記録を、テキストマイニングツール(大量の文章中に出現する単語および単語間の関係を解析・統計し、事実や傾向を抽出する技法)であるText Mining Studio ver3.1(数理システム)を用いて分析を行った。次に、文章を意味単位でまとめ、KJ法を用いて分析を行った。結果、(1)特養では食の援助に関するカンファレンス開催頻度が高く、「食」は入居者と家族、ケア提供者にとって重要な援助であり、ターミナル期には「たとえ一口でも食べて欲しい」という家族の気持ちが、食の援助を継続するための重要な要素となっていること、(2)食の援助に対して、看護職・介護職は不安や困難感を感じている可能性があること、(3)看護職が専門的知識とケアマネジメント能力を発揮することで、嚥下障害時の経口摂取によるリスクを減少させ、喜び・楽しみの援助としての意味が深まること、が明らかになった。}, pages = {107--117}, title = {特別養護老人ホームにおけるターミナル期の食事援助の様相 : ケアカンファレンス記録に見る看護職の役割}, year = {2011} }